| 誰の行ないがいいのか、レース当日は晴天に恵まれる。暑くも寒くもなく、オマケに湿度も低いという、まさにレース日和となった。連休の混雑を計算してか、朝7時30分からの受付前には100名近いライダーと数10人のヘルパーたちのほぼ全員がそろっており、レンタル車のGS50を眺めたりコースを下見したり、まずはノンビリした雰囲気がパドックを支配する? |
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| 受付でレンタル車のくじ引き、計測器のトランスボンダーの取り付け、ガソリン満タンと徐々に準備が忙しくなる。少しでもタンクに多くのガソリンを入れようと、フロントタイヤを持ち上げて給油する涙ぐましい努力をするチームもいる。そう、早くもレースは始まっているのだ。
8時10分より開会式&全体ミーティング。「けっして目を三角にして争ってはいけない」「転倒禁止」などという特徴ある?ルールを始め、ガソリン争奪ゲーム等を説明。レースアナウンサーのボンバー山本が朝から声をからしながらレースを盛り上げてくれる。
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| 8時30分、フリー走行開始。ほとんどのチームが燃費を気にしてコースだけを覚えるエコラン走行に徹していた。15分でチェッカーが振られ、その直後にスタッフが心を鬼にして?全車からガソリンを3リッター抜く。さあこれで絶対に全開走行では最後までもちません!! |
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| 予選の開始は9時15分。お約束の「人間2本足コース外周1周RUN」だが、今回は全員参加を義務付けた。つまり3人のチームは3人で、5人のチームは5人でそれぞれコースに散らばり、手タッチで1周を駆け抜けるワケだ。人間のウォーミングアップにはうってつけ? ふだんの生活で「2本足の全開走行」などしない人たちが運動不足を再認識しつつ、それでもポールポジションと2位をゲットしたチームには300ccのガソリンがプレゼントされた。 |
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| 息を整える時間を5分ほど設けた後、9時30分にルマン式にていよいよ6時間耐久パーティーレースがスタート! しょっぱなからエコランに徹するチームは非常に少なく、ガソリンはゲームで絶対ゲットするぜとばかり全開走行に徹するチームがほとんど。これも悲しきライダーの性なのでしょうか。と思った瞬間、開始早々1台が転倒!! アチャーである。
ルールにより転倒車は即ピットに戻ってこなくてはならない。幸い転倒ダメージも少なく、すぐにレースに復帰するが‥
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| この後計ったように10分おきに転倒車が続出した。レース開始後1時間30分で8回の転倒だ。以前に新東京サーキットで5分おきに1台の転倒という最悪のペースの半分だが、レースを落ち着かせるために第1回目のガソリン争奪ゲームを決行。コース上にマーシャルカーが入り、フルコースコーションののち全車がピットイン、パドックでゲーム開始となった。 |
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| まずは「コーヒー&激炭酸ブレイクタイム」と名付けられた競技?だ。5人づつ3組に分かれた予選、千葉ではメジャーのヨウカンを溶かしたコーヒーと言わるほど甘い「MAXコーヒー」をストローで早飲みである。しかも5本のストローのうち1本は先がホッチキスで止まっており、ほとんど吸えない状態‥もちろん当の本人はそんなコト知らずにほっぺをしぼませて一生懸命吸引しており、周囲の笑いを誘ったのはいうまでもない。 |
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予選を勝ち抜いた3人で行なわれる決勝は「激炭酸サイダー500ccペットボトルの早飲み」である。しかもラッパ飲みで飲み干すまで口から離してはいけないルール。予想通り鼻と口からサイダーを噴出すヒトが脱落してこれも1位と2位が300ccのガソリンを手にした。メデタシメデタシ。 |
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| さてさてレース再開。ここらあたりから燃費を計算するチームがボチボチ現れても不思議ではないのだが、そんな殊勝なチームは極々少数で依然としてレースはハイペースで進んでゆく。だがガソリン争奪ゲームでちっとは落ち着いたのか、転倒車は30分に1台のペースに激減する。そうそう、口が酸っぱくなるくらい言ってるが、耐久レースはとにかく転ばないことが好成績に結びつくのだ。 |
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| 12時30分、2回目のガソリン争奪ゲーム開始。今度は昼飯どきということで、全チームがいっせいに行う唐辛子増量激辛ラーメン早食い競争である。もちろんツユは最後の一滴まで飲み干すのだ。箸休めに塩ヨウカンも付ける親切振りである。ハフハフしながら汗をかきかき楽しく美味しそうにみんなが食してくれ、これは1位から3位までのチームがガソリンをゲット〜 |
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レース再開。さてそろそろガス欠に怯えるチームがいても良さそうなものだが、あいかわらずトップは41秒台といコースレコードに近いタイムで周回を重ねている。おなじみクリスタル・チアリさん率いる女性だけのチームも41秒台に突入!! だがやっと「ウチラはこれからエコランに徹します」という知的な?チームも現れた。
2時少し前、早くもというか予想通りというか、ガス欠症状が現れるチームが! これを機に最後のガソリン争奪ゲームを開始する。種目はGS50両足ばたばた漕ぎ0→20m競争で、つまり足の長いヒトの勝ちともいえる身体的特徴に訴える過酷なゲームである。チームにチェ・ホンマンがいればブッチギリの勝利だろう。4台づつ勝ち抜き戦で行ない、上位2台に最後のゲームとしてなんと500ccをプレゼント。
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| いよいよレースは終盤を迎えた。序盤のハイペースがボディブローのように効き、ガス欠車が徐々に現れてきた。急遽決まった「500cc給油と引き換えに10周減算」の救済ルールを受けるチームもいるが、一方では最後5分でガス欠というチームも現われ、レースはクライマックスを迎える。この時間になると転倒車は皆無である。 |
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| 3時30分、ついに栄光のチェッカーフラッグが振り下ろされ、6時間という長丁場のレースが終了する。もちろんマシントラブルは皆無、だがガス欠車少々。GS50筑波6時間耐久パーティレースはこうして数々のドラマを生み出すのである? |
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| 全チームに賞品が行き渡る表彰式。優勝は「デスモ・ファミグリア」2位「それ行け!哲浩丸!」3位「トマトファミリー」、みなさんオメデトウございます。そのほかのトロフィー授与はご存知ブービー賞、一番速いタイムを出したベストラップ賞、ゲームで一番目立ったヒチにベストパフォーマンス賞。そして優勝トロフィーより5mm大きく最も栄誉あるMVP賞は無転倒チームによるジャンケン大会で決着をつけた。
お約束のジャンケン大会もあったよ。
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